神域山水-花の窟-2021/10/25-
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「神域山水」シリーズは日本人の自然観、宗教観を表す代表的な詩とされる西行法師の歌「なにごとの おはしますかはしらねども かたじけなさに なみだこぼるる」に着想を得て制作を行った作品です。
この歌は西行法師が伊勢神宮を詣でた際になにもないがそこに佇む「気配」や「存在」いわば神様の存在に触れ、溢れ出る感情に涙を流したことを歌ったものです。しかし、かつての信仰心を持った人々の様な身体感覚を体現することは信仰心の薄れた現代に生きる我々には難しいでしょう。
そこで現代の我々がある種の身体感覚を補強できる客観的なものとしてデータを用い、データから抜け落ちてしまった主観性を筆で描くことでかつての人々の感覚に近づけるのではないかと考えました。手法としては神社の気象データ(温度、湿度、気圧、等々)を入域-参拝-出域までの詣でる一連の行為と共に計測し、それをエクセルでグラフに変換した図をデータ毎に山水図を描く要領で描きました。この手法により山水に見立て表現した作品が「神域山水」です。
これはその日、その時、その天候でしか形成することのできない神域の空気を綴じ込めた図像であり、不可視な存在の表象かもしれません。
素材 |
木枠にグラスオーガンジー 墨,エフェクト顔料,金泥,銀泥,蓄光顔料 |
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サイズ | 10cm(縦)×31.4cm(横)×0.1cm(厚さ) |
サイズ備考 | 額装 縦18cm×横39.4cm×厚さ4.2cm |
制作年 | 2022 |
作品備考 |
作品、額一体型の作品 本作品のフレームは厚みがあるので壁掛け以外にも家具などの上に置いて鑑賞することもできます。また、透過性のある布を使っていますので置く場所や光の具合で印象が変わります。※写真の5,6枚目を参照 |
額装 | あり |
NFT証明 | あり |





