Artists
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cobird
コラージュでありながら、主にノリを使わず、カッターで切られた縦横のパーツを 織物の様に、差し込み組み合わせるウィービング手法にて制作された作品の発表を続けている。現在、山梨県西湖のアーティストレジデンス施設「SAIKONEON」にて企画、運営に参加しながら制作活動を続けている。主な個展歴に、「氣配」AIRonomichi 光明寺會館スタジオ(広島) 2017、「時と場合」ギャラリー月極(東京) 2018、「ビーフ」s+arts(東京) 2019、「Beat Album」KAKULULU(東京) 2021。参加レジデンスプロジェクトに、高尾市文化庁主催「Pier-2 Artist In Residence」(台湾) 2018、BAR主催「BEIRUT...
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越間 有紀子
人の行為とものの関わり、それらの時間と記憶の変容を可視化する作品を制作。1974年東京生まれ。学習院大学卒業。主に東京で活動中。 主な個展は「superimpose」PLACE M/東京(2006)、「Fine, occasionally Sandstorm」新宿NikonSalon/東京(2008)、「Fine, occasionally Sandstorm」NikonSalon/大阪(2008)、「土の歌」「Remember Me」及びワークショップ 末廣酒造 嘉永蔵/福島(2012)、「Monet's Garden 」PLANT/PLANT/東京(2014)、「緋色の弦」TRANS ARTS...
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花坊 (kabo)
花坊はリサーチをベースに、過去と現在の風景を重ね合わせる手法で 写真及びインスタレーションによって表現するアーティストです。90年代前半よりコマーシャルフォトのシーンで活動を始め、98年より香港に拠点を移し、現在まで香港と日本の2拠点で活動しています。2020年個展「Little Hongkong, Little Rooftop」(BLOCK HOUSE)では、ビルの屋上を香港の居住空間に見立て、民主化運動で 揺れる街の様子から、香港の一般的な生活用品で構成されたインスタレーション作品を発表。また2021年「project atami」に参加。ホテルニューアカオを撮影した作品シリーズを3回に渡り展示しています。
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原 良介
原良介/はらりょうすけ 1975年、神奈川県生まれ。画家。2000年多摩美術大学美術学部絵画学科卒業、2002年多摩美術大学大学院美術研究科修了。「トーキョーワンダーウォール公募2001」大賞受賞。2013-2017年多摩美術大学美術学部絵画学科非常勤講師。2018年より青山悟、竹林陽一、原良介によるアートレクチャー、ワークショップシリーズを開始。「人と自然と絵のあいだ」をテーマに、複数の時間や異なる空間などの概念的要素を取り込みながら、絵を描くということは次元の移動をおこなうことであると意識して制作している。絵画作品のほぼ全ては油彩絵具による薄塗り、一層がきといった手法で、透明感と緊張感を同居させる。近年開催した主な個展に「on a color 色相の上」円覚寺龍隠庵/神奈川(2017年)、「明恵の白光」second 2. /東京(2020年)など。近年参加した主なグループ展に「美術館まで(から)つづく道」茅ヶ崎市美術館/神奈川(2019)、「札幌国際芸術祭2020」/北海道(2020 開催中止、アーカイヴのみ)、「気韻生動」明治神宮 宝物殿/東京(2021)など。 https://ryosukehara.com プロフィール写真(撮影:山田大輔)
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大沢 愛
00年生まれの芸術家。大沢の創る作品には独学ならではの個性が光る。ミクストメディアという技法でポーリングを行なったカンヴァス地でコラージュを施し、様々なパーツやスパングルを貼り付けた装飾的で斬新なマテリアルが特徴である。Art is Entertainment をモットーに”元気が出る作品”を提案、自然が持つエネルギーや肉眼では見えない細胞や粒子を現代的に描く事で一度観たら忘れられない世界観を構築、観る人を魅了する。近年は百貨店を中心に国内外で作品を展示、また絵画だけに留まらず写真やNFTアートも手掛け幅広く活動している。21年写真集『Picture×Picture』を出版。主な展示に個展’21年「RedSensation」渋谷ヒカリエ、’22年「CURIOUS」松坂屋上野店、二人展「MIDNIGHT CIRCUS」Artglorieuxなど… ’20年にはBSフジブレイク前夜に出演。
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北川 純
北川純 美術家1965年愛知県出身 多摩美術大学デザイン科卒業 山梨県在住子供の頃からプリントゴッコ(簡易印刷機)で年賀状作りに精を出し、 そのまま成長し今度はシルクスクリーンによるTシャツ作りにはまる。Tシャツの大量生産、販売を試みるも対して売れず、在庫処分のため駅前の裸体銅像に着せてみたところ意外と好評で現代アートの世界に足を踏み入れる。大量のTシャツを消費して野外大型アートを展示したり、その中に風船を入れたりして遊んでるうちにバルーンアーティストと呼ばれたりする。そんなわけで色々な素材を使って人をびっくりさせるようなモノを作ることを生き甲斐とするようになる。現在は自らの作品を《冗談アート》と呼んで、世の中に驚嘆と迷惑をばらまいている。
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ナカバヤシアリサ
1992年生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を2017年に卒業、現在は相模原を拠点に活動。オートマティズムと素早いブラシストロークで森や川にも見える滲みのようなものを描く。例えば道に出ないようにと不自然にカットされた街路樹は耳を傾けてもらえなっかった彼女に、庭園を流れる水は人から守られ暗闇を出ることのない彼に、一見、風景画にも見える絵が生々しい人々のリアルとして表現されている。それらは、鑑賞者のバックグラウンドや世の中の課題によってたえず変化し、他人の痛みを想像させる絵画となり得る。主な展示歴2015 「メンヘラ展 special」/ TAV GALLERY / 阿佐ヶ谷2022 「静かなる森」/ BankART Under35 / 横浜2022...
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岩泉 慧
1986年生まれ、神奈川県出身。2015年に京都造形芸術大学大学院博士課程修了 博士号(芸術)取得。画材ラボ PIGMENT TOKYO元館長。画材の研究、指導を行いながら、美術館や政府機関の要請でのワークショップや画材メーカーの商品開発に携わるなど多岐にわたり絵画技法材料の普及活動に努める。また作家としても古典絵画や画材研究で培われた知識と技術を取り入れ、作家活動を続けている。現在は技法材料の持つ物質的特性と気象データを用いる独自の手法で物質と非物質のあいだに存在する事象を絵画やインスタレーション等で表現しようと試みている。代表的なシリーズとして「神域山水」「神奈備Halo NS,EW」「かはだれそ、だれそかれ」などがある。
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長坂 絵夢
人々の暮らしの中であらゆる形となり現代の風景を作り出してきた鉄は、生命の根源に繋がる物語を多く秘めています。その素材の持つ特性からは、私たちの生きる世界で起きている目に見えない情報を得る事ができます。私はこの一つの物質から垣間見る生の姿に関心を抱き素材として扱い続けています。 1982年東京生まれ。2005年多摩美術大学 美術学部工芸学科 金属プログラム卒業。人と素材という関係性の根源にある、自然や宇宙、生命との関わりを「鉄」という一つの素材を起点に作品を制作。2010年より国内外での展示やアートフェアに参加し、東京を拠点に活動。近年の主な展示に、「Forest / YAMANEMU」 遊工房アートスペース(東京/2022)、「material breathing」 s+arts(東京/2022)、「OPEN STUDIO 2019」ART FACTRY城南島(東京/2019)、「fallen...
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オオシロ ムネユミ
芸術というと真面目だったり難しい印象がある。 私にとってアートは自己破壊行動。 美学が生まれる根源はストリートだったり、怒り、混沌の中にある。人間のヨドミの中に見出した、人間臭い美しさを表現するのが今回の目的。 制作、破壊、再生を繰り返した成れの果てを目に焼き付けに来て欲しい。小学校高学年のころから「大人のいう良い子」に疑問をもち、中学生を卒業するまでその違和感は拭えなかったため日本の教育が合わないのでは?と考えた両親の意向で16歳から単身で留学。そのまま様々な国を転々とし、多様な生き方や価値観を現地で目の当たりにする。個が認められる環境の中さまざまな自己表現を試した結果、唯一教育を受けなかった「絵」を極めたいとアメリカの美術大学 Art Institute of Boston, Fine Art 学科に進学。 入学すぐに周りの圧倒的な技術を目の当たりにし、初めての強烈な挫折を経験。以降技術の向上のため貪るように絵を書き続け、在学3年目まで誰とも話さなかったという。アメリカの美術館...
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樹(Tatsuki)
フォトグラファー/弁護士|1982年 東京都板橋区生まれ。 アートやまちづくり分野の法務、世界文化遺産の保護などに日々弁護士として携わる。その傍ら、10代の頃から旅を続け、2019年-2020年には中国の西安からポルトガルまで陸路でユーラシア大陸を横断。その後、北・西アフリカを縦断。自身が日本だけではなく、台湾や中国にもルーツを持つ中で、民族の混ざり合いやそこで生まれる葛藤、そして共生と記憶をテーマに写真を撮る。2022年、初の写真集となる『Bonds』を刊行。
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青山 悟
1973年東京生まれ。ロンドン・ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を1998年に卒業、2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。工業用ミシンを用い、近代化以降、変容し続ける人間性や労働の価値を問い続けながら、刺繍というメディアの枠を拡張させる作品を数々発表している。近年の主な展覧会に、2019年「Unfolding: Fabric of Our Life」(Center for Heritage Arts & Textile, 香港)、「ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム」(2019-2021京都国立近代美術館ほか)などがある。...
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L PACK.
小田桐奨と中嶋哲矢によるユニット。共に1984年生まれ、静岡文化芸術大学空間造形学科卒。アート、デザイン、建築、民藝などの思考や技術を横断しながら、各地の国際芸術祭におけるビジターのためのスペースづくり、美術館の教育普及プログラムと連動したワークショップスペースの設計など、アート、デザイン、建築、民芸などさまざまな領域を横断しながらアーティストと鑑賞者、地域の人々とのコミュニケーションの場を創造している。2007年より活動スタート。主な活動に廃旅館をまちのシンボルにコンバージョンする「竜宮美術旅館」(横浜/2010-2012)や茶会のパフォーマンス「定吉と金兵衛」(東京/2018)など。2018年より日用品店「DAILY SUPPLYSSS」を運営。
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林 克彦
1970 年 東京都生まれ1995 年 多摩美術大学日本画科卒業1996 年 三渓日本画賞展大賞受賞1997 年 多摩美術大学大学院美術研究科修了「結婚」や「二人の関係」をテーマに制作をしています。自身のセクシュアリティがゲイということもあって、同性婚をテーマにした作品は2013年から始まりました。当時ニューヨーク州での同性婚が合法になった事がニュースに流れていて、世界が確実に変わってきているのを感じていました。 自分とは関係のないと思っていた「結婚」をはじめて意識した事で、僕はパートナーとの将来を考える可能性が広がり、そして日本が全ての人に結婚の平等を認める国になって欲しいと願うきっかけになりました。 作品制作のライフワークとして、人物クロッキーを描きによく出かけます。目の前のモデルさんから受け取った生命感を、できるだけこぼさないように画面にそそぎたいと思って描いています。人物を描く時、年齢や性別、体型は関係なく、その人を描きたいです。男性モデルを描くクロッキー会は少ないので、描ける時はできるだけ出かけています。 日本画を主としながら、様々な表現で制作をしています。
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原田 郁
2008年にコンピュータ内に自身の仮想の理想郷を立ち上げる。仮想世界と現実世界を往来しながら擬似体験により目にする風景を、主に絵画作品として描くという制作を行なう。現在は絵画作品のほか、立体作品やインスタレーションなど様々な形式でメタな視点を取り入れた作品を展開している。これまで多くの個展を開催し、海外アートフェアなどにも多数参加。主な展覧会に「六本木アートナイト2022」、「多層世界の中のもうひとつのミュージアム―ハイパーICCへようこそ」ICC/東京/2021年、「Within Without」ソウル/2021年、「Taipei Dangdai 2020」、府中市美術館公開制作「もうひとつの世界 10年目の地図」東京/2019年 、「NEW DIMENSIONS」アートフロントギャラリー/東京/2018年など。www.ikuharada.comプロフィール写真(撮影:You Ishii)
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RIKO MATSUYAMA
2000年東京都出身。 人それぞれが、自分の好きな色や形、事柄を知り、自分らしさを大切にしながら輝いてほしい、それぞれが離れていくのではく、互いに力を合わせて助け合ってほしい。そんな理由から、「Individual uniqueness 個々の輝きと繋がり」をテーマに制作しています。モチーフである棒状の物体に明確な意味やルールは存在せず、フリーハンドで描く棒状の物体に同じものはひとつとしてありません。 棒状の物体は、見る人によって、見る人のその時々の心情によって、さまざまに理解されるので構わないと思っています。 社会のデジタル化が進んでいくなか、人間にしか表せられない温かみを作品から感じていただきたいです。
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鮫島 弓起雄
長期海外旅行を経て、改めて自分のアイデンティティとして切り離すことのできない日本の文化や地域性を認識した。その影響もあり、地震波形をモチーフとしたものや「八百万の神」という神道に通じる考え方を基にした作品、かつて大和絵でよく使われたすやり霞という表現技法を参考にした作品など、それらと関連したものを取り入れた作品を制作している。 常に展示する空間の特性やその現場の持つストーリー、要素を利用して、物理的にもコンセプトの面でもその場と深く関わりほかの場ではできないような作品を展開している。毎回空間に合わせて、使用する素材も制作方法も表現様式も違うものになることが多い。 また、都内のアートギャラリーでカジュアルなアート系国際交流会を主催(現在はコロナの影響により中断している)、アーティスト・イン・レジデンスから一歩踏み込んだ新たな滞在の形としてアーティスト・イン・ホームステイを提唱する、日本とメキシコのアート交流プロジェクト「JaM -Artist in Homestay-」の立ち上げと運営に携わる。など、アーティスト同士の個人的かつ国際的な繋がりを探る活動も積極的に行っている。
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佐原 和人
佐原和人アーティスト / 水彩画家1975年東京都生まれ。アクリル絵具などの水溶性の画材に水を多用し、にじみやぼかしを作る技法で、絵画作品だけでなく「モーション・ペインティング」と名付けた絵画と映像の中間となる作品群も制作している。身体感覚に基づいたワークショップを通して、参加者に調香してもらった香りの心象風景を描く「観香倶楽部」という試みなどを行っている。国内外のギャラリー・美術館等での作品展示・上映、ワークショップなどの活動のほか、東邦大学・帝京科学大学などで講師も務めている。2015年に芝浦地区に新たにオープンした愛育病院のエントランス絵画を制作。2017トヨタカレンダーの原画を描きおろし。http://www.web-sahara.com- Kazuhito Sahara (born in Tokyo in 1975. Lives in...
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細井 世思子
創形美術学校デザイン科映像専攻卒 在学中より個展、グループ展、アートフェアなどで展示活動。2013年頃より絵本制作も始める。 個展・グループ展2014年 個展「即興詩人」(東急百貨店:たまプラーザ)2015年 個展「水を掬う羊」(四季彩舎:京橋)2017年 個展「星巡りの旅」(日本橋三越本店)2019年 グループ展「春の夜に花の見る夢」(gallery hydrangea:曳舟)2021年 個展「絵本の破片」(gallery hydrangea)2022年 グループ展「挟んだ栞」(gallery hydrangea)受賞・出版2019年 第1回 CHICORA BOOKS...
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福本 健一郎
1986年、広島県生まれ。2014年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了。現在は、東京を拠点に絵画や彫刻作品を制作。古今東西の博物図鑑、様々な民族のタペストリー、土や海の微生物、身の回りの観葉植物などの形や色から着想を得て、太古から続く人類の創作物と自然との関係に想いを馳せながら制作している。近年の主な展覧会に、2023年 ARTISTS’ FIAR KYOTO 2023(京都文化博物館 別館)、2020年 あめつちのかけらとうつわ(SFT gallery/国立新美術館/東京)、2020-21年 やんばるアートフェスティバル (沖縄本島北部地域 大宜味村旧塩屋小学校/沖縄)、2019年 3331Art Fair...
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上田 智之
道を曲がってふと顔を上げた瞬間に飛び込んでくる光景が一番鮮明であるように、透明な層が濁らない内に描きたい。新鮮なイメージはいつもすぐに消えてしまうから、新たな光景を求めてまた外へ出る。例えば、人っ子一人いない山道で動物の脅威を感じながらも見上げた星が美しかった時、心から笑える感覚は何にも変え難い価値がある。この険しい山々の間を縫って暮らす私達も、地球上で生かされた一生物に過ぎないことを忘れずに生きてゆきたい。北海道出身2010年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業2018年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程修了2022年より神奈川県奥地の山間部にアトリエを移して制作をしている。近年の展示に「街灯もない道で」(ギャラリー七面坂途中/2022/東京)、「WHAT CAFE × WHYNOT.TOKYO EXHIBITION」(WHAT CAFE/2022/東京)、「師岡制作所を記録する」(師岡制作所/2022/埼玉)、「Rejoice! 豊かな喜びの証明Ⅱ:Kairos」(SEZON ART SHOP/2021-2022/神奈川)、「にぼしとハルジオン」(Gallery Pepin/2019/埼玉)など。
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稲田貴志・TERUE
あなたとわたしだから表現できること。包むように、包まれるように。立体造形作品と平面作品の枠を超えてその先の表現を追求しています。