1970 年 東京都生まれ
1995 年 多摩美術大学日本画科卒業
1996 年 三渓日本画賞展大賞受賞
1997 年 多摩美術大学大学院美術研究科修了
「結婚」や「二人の関係」をテーマに制作をしています。自身のセクシュアリティがゲイということもあって、同性婚をテーマにした作品は2013年から始まりました。当時ニューヨーク州での同性婚が合法になった事がニュースに流れていて、世界が確実に変わってきているのを感じていました。 自分とは関係のないと思っていた「結婚」をはじめて意識した事で、僕はパートナーとの将来を考える可能性が広がり、そして日本が全ての人に結婚の平等を認める国になって欲しいと願うきっかけになりました。 作品制作のライフワークとして、人物クロッキーを描きによく出かけます。目の前のモデルさんから受け取った生命感を、できるだけこぼさないように画面にそそぎたいと思って描いています。人物を描く時、年齢や性別、体型は関係なく、その人を描きたいです。男性モデルを描くクロッキー会は少ないので、描ける時はできるだけ出かけています。 日本画を主としながら、様々な表現で制作をしています。